中古不動産を購入したいと考えているなら、「減価償却」をご存知ですか?
これから中古不動産を管理する人は、減価償却の計算をしていくことになります。 今回は、不動産売買担当を12年間続けてきた私、小島理恵が、減価償却について詳しくお伝えしていきます。
▼この記事でわかること
- 減価償却の仕組み
- 減価償却のメリット
- 減価償却のデメリット
今後中古不動産の購入を考えている方は、一読する価値のある記事にしております。
減価償却とは?
減価償却とは、不動産という資産価値のあるものを購入した人が、購入にかかった費用を利用年数分の経費として分割して計上できるという仕組みのことです。
一度に全てを計上できるわけではなく、利用する期間で割る必要があります。
通常のビジネスであれば、購入した物品費用をそのまま経費として計上できることが多いですね。
一方で不動産の場合、月日が経つにつれ劣化し、価値が年々下がってしまいます。
つまり、購入代金は実際の不動産の価値ではないため、減価償却を用いて計算をするのです。
減価償却のメリットとは?
減価償却のメリットは、節税につながることです。
中古不動産購入の費用を1年ごとに計上すれば、支払わなくてはいけない税金が減ります。 また、中古不動産管理に購入をした掃除用具なども経費とすることが可能です。
減価償却のデメリットとは?
減価償却のデメリットは、経費としての計上ができる期間が決まっているということです。 減価償却の期間が終了した場合、節税対策としての役割を果たさないため、税金が上がります。
まとめ
中古不動産を購入するなら、減価償却に関する知識をしっかりとつけておくことが重要です。
減価償却をすることで手元に残るお金も増え、中古不動産をより効率的に所有することができます。 メリットとデメリットをしっかりと抑えてから、中古不動産購入に踏み出したいですね。