中古不動産を購入する場合、一般的には不動産会社を通して物件を見つけ、契約に進むことになるはずです。 「中古不動産」を検索して見つかるほとんどの物件が、不動産会社が購入希望者を探すためにポータルサイトへ登録しているものです。
「中古不動産を購入すると、仲介手数料はいくらかかるんだろう?」
「仲介手数料の相場はどれくらいなんだろう?」
「何を基準に仲介手数料の値段が決まるんだろう?」
この記事では、中古不動産売買担当を12年担当している私、小島理恵が、このように疑問を持っている方に向けて記事を書いてみました。 結論からお伝えすると、仲介手数料には支払いの上限があるため、想定以上に費用がかかることはありません。
詳しくお伝えしていきます。
中古不動産の購入にかかる仲介手数料とは?なぜ払うの?
中古不動産を購入する場合、不動産会社は不動産の売主と買主の契約を繋げる役割を果たします。 このとき不動産会社にとっての主な仕事は以下の通りです。
- 物件情報を公表し広告宣伝をする
- 購入の希望条件とすり合わせる
- 売主と買主の売買契約を結ぶ
このような手続きに対してかかるのが、仲介手数料です。 基本的には、売主と買主どちらからも仲介手数料を取ることが多いですが、状況によってはどちらか一方からは仲介手数料無しにする場合もあります。
中古不動産の購入にかかる仲介手数料の計算方法とは?上限があります
仲介手数料は、不動産会社が自由に決められるわけではなく、定められた条件のもと決定されます。
400万円を超える物件の計算方法は以下の通りです。
「物件価格×3%+6万円」
これ以上の仲介手数料を取ることは、法により禁じられています。
200万円までの物件なら
物件価格×5%
200万円から400万円までの物件なら
物件価格×4% というように計算をします。
中古不動産の購入でかかる仲介手数料は内訳を明確にしよう!
中古不動産の購入にかかる仲介手数料は、不動産会社によって内訳が違います。 仲介手数料は納得のできる内訳になっているのか、明確にしてもらうことをオススメします。