中古物件を扱う不動産会社で売買担当をして12年の、小島理恵です。
この記事は中古不動産の購入を考えている方に向けて、注意点をお伝えするために執筆しています。
「不動産中古物件を購入したいけど、何に気をつけるべき?」
「中古物件は購入しやすいイメージだけど、買う価値はある?」
このように考えてご相談にくる方が多いので、疑問に回答する記事にしようと思います。
これから中古物件を購入したいと思っている方には、ぜひ参考にして頂ければと思います。
中古物件を購入する場合の注意点!
中古物件の魅力と言えば、新築よりも手を伸ばしやすい価格帯であることです。
しかし、中古物件だからこそ気にすべき点があるのも事実。
特に気をつけて頂きたいのは下記の通りです。
- 耐震性が十分か?
- 再建築不可の物件ではないか? それぞれ説明していきます
それぞれ説明していきます。
中古物件を購入する場合の注意点①:耐震性が十分か?
「安くて良さそうな中古物件があった!」と飛びついてしまう前に、耐震性が十分であるかを確認します。
旧耐震基準ではないか
日本では1981年(昭和56年)6月1日から、「新耐震基準」が適応されています。
それ以前に建てられた物件については旧耐震基準をもとに設計されているため、地震で倒壊する恐れが高いです。
築年数を確認しましょう。
中古物件を購入する場合の注意点②:再建築不可の物件ではないか?
中古物件の中には、勝手に立て替えや増改築工事ができないものがあります。
都市計画区域内にある場合は注意
都市計画区域内にある敷地の一定義務を果たしていない中古一戸建ての場合、再建築不可の物件であることが多いです。
長く住むことを視野に入れている人には不向きとなります。
まとめ:中古物件を購入する場合の注意点
仕事柄、普段から中古物件を購入希望のお客様とお話をしています。
お客様にはぜひ知っておいてほしいと思う、中古物件のチェックポイントはいつも共通していることに気づきました。
今回ご紹介した点
- 耐震性が十分か
- 再建築不可の物件ではないか
中古不動産をお探しの際は、まずは2点に気をつけて見てください。